外に出て気づく、日常の価値
スタッフの大櫃です。
先日、あるセミナーに参加してきました。
大変人気があり、参加希望者も多いセミナーだったのですが、ありがたいことに抽選に当たり、参加することができました。
以前から期待していたセミナーだったこともあり、実際にお話を聞いてみると、とても興味深い内容ばかり。たくさんの学びがあり、正直なところ、まだ自分の中でもすべてを整理し切れていないくらいです。
その中でも、特に印象に残っていることが2つありました。
「不機嫌でいてはいけない」
一つ目は、とてもシンプルな言葉です。
「不機嫌でいてはいけない」
不機嫌でいると、その人だけの問題ではなく、周囲にも影響します。
話しかけづらくなる。
相談しづらくなる。
報告しづらくなる。
職場であれば、特にミスやトラブルが起きた時の報告が遅くなることもあります。
「今は話しかけない方がいいかな」
「怒られそうだから、もう少し後にしよう」
そんな空気をつくってしまうことは、結果として問題を大きくしてしまうことにもつながります。
これは、お客様とのやり取りでも同じだと思いました。
お客様が「こんなことを聞いていいのかな」と思わないために
不動産のご相談では、お客様が最初からすべてを整理して来られるわけではありません。
「まだ売ると決めたわけではない」
「家族にもまだ話していない」
「住宅ローンが残っている」
「相続した家をどうしたらいいのかわからない」
「こんなことまで不動産会社に相談していいのかわからない」
そんな状態でご相談に来られる方もたくさんいらっしゃいます。
だからこそ、私たちの表情や話し方、ちょっとした受け答えひとつで、お客様が話してくださる内容も変わるのだと思います。
こちらが忙しそうにしていたり、話しかけづらい雰囲気を出していたりすれば、本当は大切なことでも、
「これは言わなくてもいいか」
と、お客様が飲み込んでしまうかもしれません。
でも、その一言の中に、問題を解決するための大切なヒントが隠れていることがあります。
だから私は、不動産の知識を持っていることと同じくらい、
「相談しやすい人でいること」
も大切なのだと改めて感じました。
いろいろな人に会い、いろいろな場所へ行く
もう一つ印象に残ったのが、
「いろいろな人に出会い、いろいろな場所へ行き、新しい出会いを増やす」
ということでした。
普段とは違う人の話を聞く。
違う地域へ行く。
違う仕事をしている人と話す。
そうすることで、自分では当たり前だと思っていた考え方が、実は当たり前ではなかったと気づくことがあります。
自分が今どのあたりにいるのかを知る判断基準にもなりますし、新しい考え方を取り入れるきっかけにもなります。
これは仕事でも同じです。
不動産の相談を受けていると、つい自分たちの経験や常識の中で答えを考えてしまいそうになることがあります。
でも、お客様の事情は一人ひとり違います。
売ることが一番良い方もいれば、今は売らない方が良い方もいます。
仲介が良い場合もあれば、買取という選択肢が合う場合もあります。
相続、住宅ローン、家族関係、これからの暮らしなど、不動産だけでは判断できないこともあります。
だからこそ、私たち自身も外に出て、さまざまな人の考え方や知識に触れ続ける必要があるのだと思います。
外に出て、初めて気づく旭川の良さ
そして、外を見ることで、逆に今いる場所の良さに気づくこともあります。
私は旭川にいて、旭岳や大雪連峰を日常的に眺めています。
ずっとここにいると、それはいつもの景色です。
でも海外から来られた方々とお話しすると、
「こんな素晴らしい景色が毎日見られるなんて」
と、とても感動されることがあります。
私たちにとって当たり前の景色が、外から来た方にとっては特別な景色なのです。
これは不動産でも似ているかもしれません。
長く住んでいる家だからこそ、
「古いから価値はない」
「こんな場所は誰も欲しがらない」
と思っている方もいらっしゃいます。
でも、違う視点から見ると、その家や土地に別の価値が見つかることがあります。
日当たりだったり、立地だったり、土地の広さだったり。
ご本人にとって当たり前だったことが、買う方にとって魅力になることもあります。
自分だけで判断してしまう前に、第三者の目で見てもらうことで、初めて気づくこともあるのだと思います。
相談しやすい人でありたい
今回のセミナーでは、本当にたくさんのことを学びました。
まだまだ自分の中で整理している途中ですが、
「不機嫌でいてはいけない」
「いろいろな人に会い、いろいろな場所へ行く」
この二つの言葉は、仕事をする上でも大切にしていきたいと思っています。
お客様が、
「まだ何も決まっていないけれど相談してみよう」
「こんなことを聞いても大丈夫かな」
と思った時に、気軽に話していただける存在であること。
そして、私たち自身も学び続け、いろいろな視点からお客様にとってより良い選択肢を考えられること。
そんな不動産会社でありたいと思います。






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