不動産一括査定からのしつこい営業電話のカラクリと、匿名AI査定を活用した賢い相場把握術
- 6月13日
- 読了時間: 6分
更新日:6月14日
不動産の売却を考え始めたとき、まず気になるのは
「自分の家はいくらくらいで売れるのか」
ということではないでしょうか。
今はインターネットで簡単に査定依頼ができる時代です。
その中でもよく目にするのが、不動産一括査定サイトです。
一度情報を入力するだけで、複数の不動産会社から査定を受けられる。
一見すると、とても便利なサービスに見えます。
しかし実際には、申し込んだ直後から複数の不動産会社から次々と電話がかかってきて、驚かれる方も少なくありません。
「まだ売ると決めたわけではないのに」
「少し相場を知りたかっただけなのに」
「仕事中にも電話が何度もかかってきて困った」
このようなお話を聞くことがあります。
なぜ一括査定を申し込むと営業電話が増えるのか
不動産一括査定サイトは、売主様にとっては無料で利用できるサービスです。
では、その運営費用はどこから出ているのでしょうか。
多くの場合、一括査定サイトは不動産会社から支払われる紹介料や送客手数料によって成り立っています。
つまり、不動産会社は費用をかけて売却希望者の情報を取得しているということになります。
そのため、不動産会社側には
「他社より早く連絡を取りたい」
「まず訪問査定の機会を得たい」
「できるだけ早く媒介契約につなげたい」
という強い動機が生まれます。
不動産売却の依頼を受けるためには、売主様との接点をいかに早く持つかが重要になるため、一斉に電話連絡が入ることがあるのです。
場合によっては、自社の営業担当者だけではなく、テレアポ専門の外部業者を使っているケースもあります。
その結果、1社と電話で話している最中に、別の会社から何度も不在着信が入る。
仕事中や家事の最中にも電話が続く。
そのような状況になることがあります。
最初は
「複数社の査定額を比較できる」
「担当者の対応を見比べられる」
という期待があったとしても、あまりに連絡が多いと、だんだん疲れてしまいます。
高い査定額には注意が必要です
一括査定で特に注意したいのが、査定額の見方です。
複数社から査定を受けると、どうしても一番高い金額を提示した会社が魅力的に見えてしまいます。
しかし、不動産の査定額は「必ずその金額で売れる」という保証ではありません。
中には、媒介契約を獲得するために、実際の成約相場より高めの金額を提示するケースもあります。
売主様からすると高く売れそうに感じますが、実際に販売を始めてみると反響が少なく、結果的に値下げを繰り返すことになる場合もあります。
不動産売却では、最初の価格設定がとても重要です。
相場から大きく離れた価格で売り出すと、購入検討者から見ても
「ずっと売れていない物件」
「値下げされるのではないか」
という印象を持たれてしまうことがあります。
大切なのは、一番高い査定額を選ぶことではありません。
なぜその金額になるのか。
近隣の成約事例はどうなっているのか。
現在販売中の競合物件と比べてどうなのか。
売却にかかる費用を差し引いたとき、最終的にいくら手元に残るのか。
そこまで確認して、冷静に判断することが大切です。
「まだ売ると決めていない人」ほど匿名AI査定が向いています
不動産の価値を知りたい方の中には、すぐに売却を考えている方ばかりではありません。
「将来的に売るかもしれない」
「相続した実家の価値を知っておきたい」
「住宅ローンの残債と比べたい」
「離婚や住み替えの可能性があり、まずは目安を知りたい」
「売る予定はないけれど、資産価値を把握しておきたい」
このような段階では、いきなり複数の不動産会社から営業電話が来ることに抵抗を感じる方も多いと思います。
そこで活用しやすいのが、匿名AI査定です。
匿名AI査定は、住所や物件情報などをもとに、過去の取引データや周辺相場から、おおよその査定価格を算出する仕組みです。
営業担当者と直接やり取りをする前に、まずは大まかな相場感を知ることができます。
もちろん、AI査定だけで正確な売却価格が決まるわけではありません。
建物の状態、リフォーム履歴、道路付け、境界、近隣環境、残置物の有無、解体の必要性など、実際に確認しなければわからない要素も多くあります。
しかし、売却を決める前の第一歩として
「まずは相場の目安を知る」
という意味では、とても有効な方法です。
匿名AI査定で相場を知り、その後に信頼できる会社へ相談する
不動産売却で後悔しないためには、最初から営業攻勢に巻き込まれるのではなく、自分のペースで情報を整理することが大切です。
まずは匿名AI査定で大まかな相場を把握する。
そのうえで、必要に応じて信頼できる不動産会社に相談する。
この順番で進めることで、冷静に判断しやすくなります。
不動産会社へ相談するときは、査定額の高さだけではなく、次のような点も確認してみてください。
・査定額の根拠をきちんと説明してくれるか
・成約事例や競合物件をもとに話してくれるか
・売却にかかる費用も事前に説明してくれるか
・仲介、買取、買取保証など複数の選択肢を提示してくれるか
・売主様の事情や希望を丁寧に聞いてくれるか
・メリットだけでなくデメリットも伝えてくれるか
不動産売却は、ただ高く売ればよいというものではありません。
売却の理由、時期、住宅ローンの有無、相続人との関係、住み替え先、税金、片付け、近隣への配慮など、考えるべきことがたくさんあります。
だからこそ、査定額だけで判断するのではなく、相談内容の背景まで理解してくれる会社を選ぶことが大切です。
営業電話に追われる前に、まずは冷静な相場把握を
一括査定サイトは、複数社を比較できるというメリットがあります。
しかしその一方で、申し込んだ直後から営業電話が集中したり、高い査定額に惑わされたりするリスクもあります。
特に、まだ売却を決めていない段階では、いきなり個人情報を複数社に出す前に、匿名AI査定などを活用して相場感を把握することも一つの方法です。
大切なのは、自分のペースで考えること。
そして、必要なタイミングで、信頼できる不動産会社に相談することです。
当社では、査定額だけをお伝えするのではなく、仲介で販売した場合の相場、少し高めに挑戦する場合の価格、当社での買取価格など、複数の選択肢を比較しながらご説明しています。
また、測量費用、残置物撤去費用、解体費用、リフォームの必要性なども含め、最終的に手元に残る金額を意識したご提案を行っています。
「まだ売るか決めていない」
「営業電話は苦手」
「まずは相場だけ知りたい」
「他社の査定額が妥当か知りたい」
そのような段階でも大丈夫です。
ホームスターでは、簡単に相場の目安を確認できる「簡単10秒査定」をご用意しています。
いきなり営業担当者と話すのは不安という方も、まずは匿名AI査定を活用して、ご自宅やご実家の現在の価値を確認してみてください。
ホームスターの簡単10秒査定
不動産売却は、焦って決めるものではありません。
まずは冷静に相場を知り、ご自身にとって納得できる選択肢を一緒に整理していきましょう。

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