住宅ローン金利上昇をどう考えるか|今、住宅購入で本当に大切な3つのポイント
- info7845028
- 23 時間前
- 読了時間: 3分
代表の植西です。
住宅ローン金利が上がることについて私の見解をお伝えします。
先日12月18日に日銀が金利を0.25%引き上げを発表しました。
それに伴い、住宅ローン金利も上がることになります。
どの程度上がるかはまだ不明ですが、これから住宅を購入される場合のポイントを
お伝えします。
1、ローン期間は出来る限り長期で組むこと
最近では50年ローンなども登場していますが、住宅ローンは可能な限り長期で組むことが鉄則だと考えています。
住宅は、家族と豊かで幸せな時間を過ごすために購入される方がほとんどではないでしょうか。
そのためには、毎月の返済額に無理がなく、生活に余裕を持てることが何よりも大切です。
住宅ローンの支払いによって日々の生活が苦しくなってしまっては、本末転倒です。
金利上昇の不安はありますが、仮に金利優遇期間が終了した後も2%前後で推移するのであれば、その水準は決して高い金利ではありません。
一方で、返済期間を短く設定し、後から「支払いが厳しいので期間を延ばしたい」となると、
金融機関に対する信用を損なうことにつながり、将来ほかの借り入れを行う際に不利になる可能性もあります。
そのため、まずはできる限り長期でローンを組み、余剰資金が200万円、300万円と貯まったタイミングで繰上げ返済を行う方法をお勧めします。
繰上げ返済をすればローン期間を短縮でき、その分の利息負担も軽減することができます。
また、住宅ローンを組む際に、必ず団体信用生命保険に加入します。
これは、ご本人が死亡や高度障害などあった場合団信で残債を返済されるというものです。最近は全疾病団信など、その保険の基準に該当した病気になった際に返済されたり、一時金がもらえるタイプもあります。そう考えると長期間のローンを組むにも安心できると思います。
2、ボーナス払いを組み込まない
ボーナス払いがあることで返済が苦しくなり、やむを得ず家を手放すことになった方を、私はこれまで数多く見てきました。
今は安定して賞与が支給されている職場であっても、会社の業績悪化によりボーナスが減額、あるいは支給されなくなる可能性は十分にあります。
また、転職をした場合、そもそもボーナスがない、もしくは支給水準に達するまでに時間がかかるケースも少なくありません。
そのため、住宅ローンにはボーナス払いを組み込まず、本来ボーナスとして受け取るお金は貯蓄に回し、万が一の時に使える予備資金として手元に残しておくことが、長く安心して暮らすためには望ましいと考えます。
3、購入時の自己資金は極力使わない
余剰資金が十分にある方は別ですが、原則として住宅購入時の自己資金はできるだけ使わず、全額借り入れで賄うことをお勧めします。
家を購入すると、物件価格以外にもさまざまな出費が発生します。
引越し費用や家電・家具の買い替え、そして購入から数か月後に届く不動産取得税など、想像以上にまとまったお金が必要になるケースも少なくありません。
また、中古住宅の場合は、購入後にボイラーが故障するなど、思わぬ出費が発生することも珍しくありません。
耐用年数を超えている設備については、購入と同時にリフォーム工事を行った方が、結果的に長期的な安心につながります。
なお、住宅購入と同時に行うリフォームであれば、住宅ローンと同じ低金利で借り入れができるケースが多く、資金面でも有利になります。
以上、参考にしていただければ幸いです。
植西






コメント